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法人税申告編|④法人税申告書作成(法人税等記帳~申告書完成)

法人税申告

ここでは法人税申告編のステップ④法人税申告書作成について、法人税等記帳~申告書完成について説明します。

全力法人税にてここまで入力した情報を元に法人税等の額が算出されますので、それを会計ソフトである円簿会計にも逆輸入して仕訳登録します。
また、最終的に決算書の確認と入力を行ったうえで、PDFファイルおよび電子申告連携用ファイルとして出力します。

全体的に全力法人税での手順となりますが、一部円簿会計での手順となります。実施タイミングは確定申告時(年度明け)になります。

法人税等の記帳

全力法人税ログイン後トップページから、上部メニュー「申告書」を選択すると表示されるサブメニューの「法人税等に関する仕訳の表示」を選択します。

この画面自体には入力する箇所はありませんが、この画面が表示された時点で全力法人税の内部的に法人税等の仕訳データが登録されます
そのため、その仕訳と同じ仕訳を円簿会計に逆輸入して仕訳登録します。

円簿会計に戻り、複合仕訳の入力画面に入ります。全力法人税の画面に表示された日付と金額と科目に従い、仕訳を登録します。

借方貸方
982 法人税、住民税及び事業税423 未払法人税等

画面にも注意書きが表示されますが、会計ソフト側に法人税等の仕訳登録をしたのちに会計データのインポートのしなおしをする場合には、法人税等の仕訳は削除した状態でインポートする必要があります
そうでないと、会計データに含まれた法人税等の仕訳と、この画面が表示された際に追加される法人税等の仕訳で二重計上が発生することになります

決算書の確認と完成

全力法人税ログイン後トップページから、上部メニュー「申告書」を選択すると表示されるサブメニューの「決算書」を選択します。

「貸借対照表」タブ、「損益計算書」タブ、「販売費及び一般管理費内訳書」タブについては、入力する箇所はないため内容を確認するのみになります。

「株主資本等変動計算書」タブについては、基本的に自動的に表示されるものの、それ以外の資本等の変動(新株の発行、増資、減資、など)があった場合には「当期中の増減を入力」ボタンより登録します。

「個別注記表」タブについては、「個別注記表を編集」ボタンを押した先の画面で、状況に応じてチェックボックスの選択と情報の入力を行います。画面上に入力内容解説へのリンクが設けられていますので、それを参考に入力します。

申告書のPDF出力

全力法人税ログイン後トップページから、上部メニュー「印刷」を選択します。

「すべてをチェックする」のチェックボックスにチェックを入れ、「税務署提出先」「道府県提出先」「市区町村提出先」に入力した状態で「PDF出力」ボタンを押下してPDFファイルを保存します。

全力法人税の利用料を払っていなくても一部の印刷は可能ですが全量の印刷とエクスポートは利用料を払っていないと使えません。
逆に言うと、ここまできて問題なさそうなことを確認してからお金を払っても大丈夫です。

保存したファイルについて、以下公式サイトに従って内容の確認を行います。

電子申告連携ファイルエクスポート

上と同じ印刷の画面にて「国税」の全てのチェックボックスにチェックを入れて「電子申告」ボタンを押下します。

「利用者識別番号」と「提出先税務署」を入力して、「e-Taxソフト用ファイルを出力する」ボタンを押下すると、「全力法人税申告書類.xtx」という名前のファイルがダウンロードされるので保存します。このファイルはのちのステップでe-Taxで使用します。

次に上と同じ印刷の画面にて「地方税」の全てのチェックボックスにチェックを入れて「電子申告」ボタンを押下します。

利用者IDと道府県提出先、市区町村提出先を入力して、「PCdesk用ファイルを出力する」ボタンを押下すると、「全力法人税申告書類.zip」という名前のファイルがダウンロードされるので保存し、解凍しておきます。このファイルはのちのステップでeLTAXで使用します。

④法人税申告書作成(法人税等記帳~申告書完成)のステップは以上です。次は⑤電子申告・電子納税のステップになります。

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